ゼロの横にある、もう一つの数字。
スプレッドを0にしても費用が残る理由を、往復手数料の計算で確かめます。
取引画面に0.0と出ると、費用なしで売買できそうに見えます。ところが、約定の履歴には手数料が並ぶことがあります。どちらかの表示が間違っているとは限りません。
スプレッドと別建て手数料は、別の費用です。ゼロが何を指すのかを分けると、安さを確かめるために必要な数字が見えてきます。
「手数料無料」と「取引コストゼロ」は同じではない
別建て手数料がない口座でも、買値と売値の差は費用になります。反対にスプレッドが小さい口座では、約定数量に応じた手数料を別途払う場合があります。
AXIORYの公式説明は、スタンダードとナノ/テラで費用の組合せが異なることを示しています。これは構造を知るための例です。「ゼロ口座」という名前から、すべての銘柄の費用がゼロだと推測しないようにしましょう。
| 数量 | 手数料(USD) | 円換算 |
|---|---|---|
| 0.01ロット | 0.06ドル | 9円 |
| 0.1ロット | 0.6ドル | 90円 |
| 1ロット | 6ドル | 900円 |
0.0pipsでも残る費用を見てみる
ドル円・1ロット10万通貨。手数料は「往復」で入力します。
ドル円1ロット=10万通貨。往復手数料を入力するため2倍しません。ゼロスプレッドでも手数料があれば無料にはなりません。
入力はこの画面内だけで処理し、保存・送信しません。
往復6ドルなら、0.1ロットはいくら?
1ロットの往復手数料を6ドル、ドル円を150円と仮定します。0.1ロットなら0.6ドル、円換算で90円です。スプレッドを0にしてもこの90円は残ります。
ここで「往復」をさらに2倍しないように注意します。片道3ドルなら往復6ドル。往復6ドルと書かれていたら、そのまま使います。手数料が注文時にまとめて引かれるか、開閉時に分かれるかも履歴の読み方に関係します。
最小値を、そのまま毎回の費用にしない
広告の「0.0から」は、常に0.0で取引できるという意味とは限りません。取引したい時間のスプレッドや平均の公表条件も確認します。
ツールでスプレッドを0から0.5へ変えてみてください。手数料は同じでも総額が変わります。最小値だけで決めず、実際に使う条件を入れて比べる。この一手間で、ゼロという言葉に振り回されにくくなります。
スプレッドと手数料を一緒に比較
口座名より、対象通貨の総コストで候補を見てみましょう。
合計コストで比較する →出典と計算について
公式資料の確認日:2026年9月21日。本文の数値は編集部が設定した比較用の仮定です。公式資料は仕組み・仕様の確認に使用し、実測成績や現在レートとして掲載していません。
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