結論からいうと、解約は「ポジションを決済する→残高を全額出金する→取引履歴を保存する→サポートへ解約を依頼する」の順で進めます。多くの業者はマイページに解約ボタンがなく、メールでの依頼が必要です。残高が残っていると解約できないのが一般的で、順序を守らないと手続きが止まります。忘れやすいのが3番目の履歴の保存です。
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| 手続きの方法 | サポートへメールで依頼するのが一般的 |
| 残高がある場合 | 先に全額出金する。残高があると解約できないことが多い |
| 建玉がある場合 | 先に決済する |
| ボーナス | 解約時に消滅する |
| 取引履歴 | 解約前にダウンロードする(解約後は取得できない) |
| 解約しない選択 | 残高0で放置しても手数料は発生しない |
| 再開設 | 可能な業者が多いが、再度の本人確認が必要 |
| 最終確認日 | 2026年9月7日 |
解約の手順
- 保有ポジションをすべて決済する。建玉があると証拠金が拘束され、全額出金できません。
- 取引履歴と入出金履歴をダウンロードする。確定申告で必要になります。解約後は取得できません。
- 残高を全額出金する。入金経路への返金が優先されるため、経路ごとに申請が必要な場合があります。
- 着金を確認する。出金が完了してから次に進みます。
- サポートへ解約を依頼する。登録メールアドレスから、口座番号を明記して送ります。
- 完了の連絡を保存する。解約された旨のメールを残しておきます。
順序を守ってください。解約手続きを先に始めると、口座にアクセスできなくなって履歴を取れなくなることがあります。履歴は、その年の確定申告だけでなく、数年後に問い合わせを受けた際の説明資料にもなります。

残高がある場合の注意
| 状況 | 対応 |
|---|---|
| 最低出金額に満たない端数がある | 業者に相談する。端数の扱いを定めた規定がある場合がある |
| 入金に使ったカードが解約済み | 別経路への変更を申請する。証明資料を求められることがある |
| ボーナスが残っている | 出金・解約で消滅する。取引に使うなら解約前に |
| クレジット込みで残高が表示されている | 実際に出金できるのは自己資金の部分だけ |
| 複数の口座がある | 口座ごとに残高を確認する。資金移動でまとめられる場合がある |
1行目は実務でよく起きます。数百円の端数が残って出金できず、解約もできないという状態です。この場合は業者に事情を伝えて指示を仰いでください。端数を放棄する形で解約に応じる業者もあります。
解約せず残高0で放置する選択
解約は必須ではありません。残高を0にしておけば維持手数料は発生しないため、そのまま置いておくという選択もあります。
| 解約する | 残高0で放置 | |
|---|---|---|
| 維持手数料 | 発生しない | 発生しない(残高がないため) |
| 個人情報 | 削除依頼できる場合がある(規制上の保存義務は残る) | 業者側に保持され続ける |
| 再開するとき | 新規開設と本人確認が必要 | ログインして取引を再開できる |
| 履歴の取得 | できなくなる | ログインすれば取得できる |
| 手間 | 依頼と確認が必要 | 不要 |
判断の目安は再開する可能性があるかです。今後も使う可能性があるなら残高0で残し、二度と使わないと決めているなら解約する——という整理で十分です。

税務の視点で見る解約
- その年の損益は確定申告の対象。解約したからといって申告義務が消えるわけではありません。
- 年内に全決済すると損益が確定する。他の雑所得と相殺できるかを確認してから決済時期を決めてください。
- 履歴がないと集計できない。解約前のダウンロードが唯一の機会になります。
- 出金手数料は必要経費に計上できる。明細を保存してください。
2番目は年末に解約する場合の判断材料です。含み損を年内に確定させるか、翌年に持ち越すかで課税される所得が変わります。ただし海外FXは損失を繰り越せないため、相殺できる利益がその年にあるかどうかで判断してください。
よくある質問
解約に手数料はかかりますか
解約自体は無料が一般的です。ただし残高を出金する際の手数料は通常どおり発生します。
解約後に取引履歴を請求できますか
業者に依頼すれば対応してもらえる場合もありますが、確実ではありません。解約前に自分でダウンロードしておくのが確実です。
同じ業者で再度口座を開けますか
受け付ける業者が多いものの、再度の本人確認が必要です。解約前の口座情報は引き継がれません。
個人情報を削除してもらえますか
規制上、一定期間の保存が義務づけられているのが一般的です。削除の可否と範囲は、業者のプライバシーポリシーで確認してください。
追加口座だけを閉じられますか
アカウント全体ではなく、個別の取引口座だけを閉鎖できる業者があります。マイページから操作できる場合もあるので、口座管理の画面を確認してください。
解約依頼に返信がありません
残高が0で、出金も履歴の保存も済んでいるなら、実害はほとんどありません。ただし他の連絡にも応答がない状態が続く場合は、業者の運営状況を疑う材料になります。
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この記事で特に重要な3点
- 順序は決済→履歴の保存→全額出金→解約依頼。残高があると解約できないのが一般的。
- 取引履歴は解約前にダウンロードする。確定申告と後日の説明に必要になる。
- 解約は必須ではない。残高0で放置すれば手数料は発生しないため、再開の可能性で判断する。

