MT5の使い方|注文・チャート・決済方法を解説

MT5の使い方|注文・チャート・決済方法を解説

結論からいうと、MT5の操作は「チャートを開く→数量を決めて発注する→ツールボックスで建玉を管理する→決済する」という流れです。MT4と大枠は同じですが、ターミナルが「ツールボックス」という名称に変わり、板情報と経済カレンダーが加わっています。決済は建玉を右クリックして行いますが、一部だけ決済する操作が分かりにくいので、そこを重点的に押さえてください。

エリア役割ショートカット
気配値表示銘柄一覧と売買価格Ctrl+M
ナビゲータ口座・指標・EAの一覧Ctrl+N
ツールボックス建玉・履歴・口座状況・経済カレンダーCtrl+T
板情報(気配値の深さ)各価格帯の注文状況気配値で右クリック→板情報
ストラテジーテスターEAの検証Ctrl+R
最終確認日2026年9月7日

チャートを開いて整える

  1. 気配値表示で銘柄を右クリックし「チャートウィンドウ」を選ぶ。表示されていない銘柄は「すべての銘柄を表示」で追加する。
  2. 時間足を選ぶ。MT5は21種類あり、2分足・10分足・12時間足なども標準で使える。
  3. 「挿入」→「インディケータ」から指標を追加する。
  4. 気配値表示で右クリックし、スプレッド列を表示する。
  5. Ctrl+Tでツールボックスを開き、「取引」タブを常時表示にする。

チャートの時刻はサーバー時間です。日本時間ではないため、日足の区切りがずれます。経済カレンダーの表示時刻も同様なので、日本時間に換算して読んでください。

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発注する

注文画面はF9キー、またはチャート上で右クリック→「注文発注」で開きます。

入力欄内容注意点
銘柄取引する銘柄末尾の記号まで確認する
数量ロット数1ロットが何通貨かを事前に確認
注文種別成行/指値/逆指値待機注文は価格の指定が必要
決済逆指値(S/L)損切りの価格ストップレベル以上離す
決済指値(T/P)利確の価格同上
コメント任意のメモ戦略名を入れておくと履歴の整理に役立つ

最初のうちはワンクリック取引をオフのままにしてください。有効にすると確認画面なしで発注されるため、数量の入力ミスがそのまま約定します。

損切り(S/L)は発注と同時に入れるのが基本です。建ててから設定しようとすると、その間に価格が動いて置けなくなることがあります。

決済する

やりたいこと操作
全部決済するツールボックスの「取引」タブで建玉を右クリック→「ポジションを決済」
一部だけ決済する決済画面で数量を減らして確定する
損切り・利確を変更する建玉を右クリック→「ポジションの変更」
すべての建玉を一括決済右クリックメニューの一括操作を使う
待機注文を取り消す「取引」タブの該当注文を右クリック→削除

2行目が分かりにくい操作です。決済画面に表示された数量を書き換えれば、その分だけ決済されます。1ロットのうち0.3ロットだけ利確する、といった部分決済ができます。残りは別の建玉として管理されます。

なお、ネッティング方式の口座では部分決済の考え方が変わります。1銘柄1ポジションに集約されるため、反対売買で数量を減らす形になります。海外FX業者の口座は多くがヘッジング方式です。

履歴を確認する

  1. ツールボックスの「口座履歴」タブを開く。
  2. 右クリックして期間を指定する(カスタム期間も選べる)。
  3. 「レポート」を選ぶと、集計されたファイルとして保存できる。

この履歴は確定申告の損益集計に使えます。年内に必ずダウンロードしておいてください。口座を解約した後や、業者がサービスを終了した後では取得できなくなります。

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MT5ならではの機能

  • 経済カレンダー。ツールボックス内にあり、指標の予定・前回値・予想値・結果が見られます。MT4にはありません。
  • 板情報。各価格帯の注文状況を表示します。提供の有無は業者によります。
  • 待機注文6種類。MT4の4種類に加え、ストップリミット注文が使えます。
  • マルチスレッドのテスター。複数通貨での検証が速く行えます。

よくある質問

ターミナルが見当たりません

MT5では「ツールボックス」という名称です。Ctrl+Tで表示されます。

MT4のインジケーターを使えますか

使えません。MQL4とMQL5は別の言語で、ファイル形式にも互換性がありません。MT5対応版が配布されていないか確認してください。

決済できないポジションがあります

取引時間外、または接続が切れている可能性があります。右下の接続状況と、銘柄仕様の取引セッションを確認してください。

損切りを設定できません

ストップレベルを下回る位置に置こうとしている可能性があります。銘柄仕様でストップレベルの値を確認し、その距離以上離してください。

スマホアプリでも同じ操作ができますか

発注・決済・チャート確認はできます。EAの稼働とストラテジーテスターはPC版が必要です。

複数口座を切り替えられますか

ナビゲータから口座を追加してログインし直すことで切り替えられます。同時に複数を表示したい場合は、MT5を複数インストールする方法があります。

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この記事で特に重要な3点

  • MT4のターミナルは、MT5ではツールボックス(Ctrl+T)。経済カレンダーもここにある。
  • 損切りは発注と同時に入れる。ワンクリック取引は慣れるまでオフにしておく。
  • 部分決済は決済画面で数量を書き換える。履歴は年内にダウンロードしておく。
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